登録者数40万人を突破し、「隠れた優良企業に出会える」というコンセプトのもと、更なる進化を続ける「あさがくナビ」。
その躍進を支えているWeb事業推進部の二人に、サービスに込めた『想い』と日本の就活の未来について語っていただきました。
社員O本社/メディアビジネス本部
Webメディアデザイン部
チームリーダー
2015年入社
社員S本社/メディアビジネス本部
Webメディアデザイン部
係長
2017年入社
就活をもっと「前向き」に
社員O
1995年にサービスを開始した「あさがくナビ」は2022年現在、登録者数40万人を超えるダイレクトリクルーティングサイトに成長し、オリコン顧客満足度調査で「就活支援コンテンツ」第1位を獲得しました。
※2022年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位
社員S
ここまで支持を集めることができた大きな要因は、「あさがくナビ」でしか手に入らない優良中堅企業の情報が数多く掲載されているという点ではないでしょうか。他の就職情報サイトでは見つからない、自分にあった優良企業との出会いの場を提供できているのが、「あさがくナビ」の強みだと思います。裏を返せば、魅力ある優良企業の多くが、その存在を就活生に知られることなく、埋もれてしまっているという現状があるんですよね。
社員O
「あさがくナビ」はそうした企業の魅力を最大限に伝えることをコンセプトに、掲載企業の知名度などの限られた物差しではなく、もっと各企業の想いや中身を知ったうえで企業選びをして欲しいという想いで設計しています。
スカウトサービスや画像・動画による訴求、「一目でわかる企業のポイント」といった工夫や仕組みはいずれも「どうすればもっと就活生に企業の魅力が伝わるのか」を考え抜いて生まれたもの。「あさがくナビ」にはそんな私たちの想いが、サービスのいたるところに反映されています。
社員S
いわゆる「お祈りメール」に代表されるように、現在の日本の就活にはネガティブなイメージが付いて回っているのが実状だと思います。だからこそ「あさがくナビ」の多彩な機能には、少しでも就活を楽しんでもらえるように、という想いも込められているんですよね。
社員O
今後長く働くかもしれない企業を決めるのは確かに大きな決断ですよね。そこに不安を覚えるのはもっともだと思います。しかし本来、就活は自分の未来について考え、希望に胸を膨らませる、とてもワクワクすることでもあるはず。「あさがくナビ」を通じて、「就活=大変、辛い」というイメージをから、「就活=未来への第一歩」のイメージに塗り替え、「前向き」に取り組んでもらえるようにすることが私たちの目標です。
アイデアの源は就活生に寄り添いたいという想い
社員S
私が提案した「就活マスター」機能は、ユーザーが就活の初めの一歩を踏み出しやすくなるコンテンツを目指し、「あさがくナビ2022」でリリースされました。もともとは、自分の就活の進捗度合いがわかるチャートがあれば、と考え、就活生へ配布するパンフレットに載せてみたことがきっかけでした。同じようなものが「あさがくナビ」の中にもあれば、就活始めたいけれど、なにをすれば良いのかわからない学生の手助けになるはずだ、と気づき、開発を始めたのですが……実際に細かい機能を考え始めると、考えることが多くて、かなり苦労しました(笑)。
社員O
「就活マスター」機能は、「イベントに参加」や「プレエントリー」など、指定された課題をクリアし、ポイントを集めることで、アバターのランクが上がっていくのですが、そのポイントをそれぞれの項目にどの程度設定するかという点で、相当悩んでいましたよね。何度も相談を受けたのは良い思い出です(笑)。
社員S
あのときは本当に悩んでいたので、Webメディアデザイン部の皆さんに相談できてとても助かりました。極端に言ってしまえば、この機能がなくても「あさがくナビ」は成り立ちます。だからこそ、就活生にとって価値のあるものにしなければ!という想いもあり、試行錯誤を重ね、苦労もしましたが、リリース後には多くの方々からご好評をいただくことができてとても嬉しかったですね。
社員O
試行錯誤を重ねた機能といえば、最近開発した「キーワードから探す」機能もありますね。この機能は、もっと企業探しを「直観的」に行えるようにという想いで開発しました。その背景には、年々業種・職種にこだわらない就活生が増え、企業選びの基準が多様化していることが挙げられます。働き方や働く環境など、キーワードから興味があるものをただ選ぶだけで、自分に合った企業を探せるようにしたのですが、どういったキーワードが学生の共感を得られるのか、というワード選定にはかなり苦労しましたね。
でも、最終的にはページの閲覧数を、従来コンテンツと比較して、150%にまで伸ばすことができたので、苦労のかいがありました。
社員S
私たちの仕事は、企業、就活生、そして開発者たる私たち、それぞれの視点から魅力的なものを立案し、想定される課題・懸念点の解決策を考え抜く必要があります。ゼロから新しいものをつくるのはとても大変ですが、就活を少しでも「前向き」なものへ、という信念があるチームだからこそ、成し遂げられるんですよね。
「あさがくナビ」を育てる、そして社会の役に立つ
社員O
多くの支持を集めているとはいえ、「あさがくナビ」はまだまだ成長途中です。より存在感を高めていくためには「隠れた優良中堅企業を探すなら“あさがくナビ”」というブランドイメージの浸透がかかせません。「あさがくナビ」の価値を更に多くの学生に気づいてもらうためにも、いまの就活スタイルにあった企業との出会い方を常に試行錯誤していく必要があると思います。
社員S
より多くのユーザーに使っていただけるサイトにするためには、まだまだ工夫や改善は欠かせませんよね。私もWebディレクターとして、ユーザーが「あさがくナビ」でより良い体験ができるように日々追及しています。そうすることで内定を獲得した先輩ユーザーや、大学のキャリアサポートセンターの先生方が、更に多くの学生へ「あさがくナビ」を勧めてくださる。こうしてユーザーを増やしていけば、私たちが目指す「就活を『前向き』に」という夢が実現できると信じています。
社員O
実際にユーザーの方から「知らなかった優良企業に出会え、内定がもらえた」「他サイトではわからなかった企業の魅力に気づけた」のような声をいただけると自分のことのように嬉しいです。私にとって「あさがくナビ」は自分の子どものようなものなので、わが子が社会の役に立っていることを実感できると誇らしい気持ちになりますね(笑)。
社員S
自分のアイデアでサービスを成長させ、そこから生まれる「社会をより良い方向へ変えている」という実感が、この仕事の一番のやりがいですよね。
社員O
サイトの機能やデザインを考える際、「これでユーザーは本当に満足してくれるのか」という視点は常に持っていなければなりません。その視点を持ち続けるためには、「誰かの役に立ちたい」という想いが不可欠です。誰かの役に立つための手段を考え抜ける方、更に誰かの役に立つのが好きな方には、その力をぜひ学情で発揮してほしいですね。
社員S
まさにいま、就活が辛いと感じている方もいるかもしれません。ですが、あなたが感じているその悩みやモヤモヤした気持ちは、それを解消するためのアイデアに変換することで、社会の役に立つことができます。就活での悩みや苦労が、学情では強みになるのです。
私たちと一緒に、就活を「前向き」に取り組める社会へ変えていきせんか?